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距離が近づく音がきこえる

今日も田中さんの話です。
おちもないし、面白くもありませんよ。知らないよ。


田中さんは今体調が悪いです。
仕事が大変なのと、睡眠と栄養をあまりとってないことが原因だと思います。

んで一昨日。
夕方ぐらいに田中さんが「お茶が飲みたい」っていうから
「自動販売機がありますよ」って親切に教えてあげたら
「そうじゃなくて、お店のがほしい」っていうので
「それは私に買ってこいということでしょうか。買ってきましょうか?」ってきいたら
「たとえそうだとしても、そこは断りなさい。パシリになるな」って叱られました。
だよね。
「仕事終わったら夜にお茶してかえろー」って言われたのですが
なにしろ田中さんは体調が悪い。
本気かな。ってか本気だとしてもそこは断って早く家に帰してあげたほうがいいのかな。
と夜になるにつれてそわそわしてたのですが、
本気だったらしく、お茶して帰ることになりました。

「楽しいね」って彼女が3度ほど言ってくれるので、調子にのりそうになりましたが、
彼女は病み上がりというかあまり病みあがってない感じだったので、その日は早めに切り上げました。

二つほど二人で予定を決めました。
デート気分。

そして次の日。
今日も素敵ですね、とか言いながらお昼も一緒に食べて(ほかにも人はいましたが)、
まじめに仕事をしていたら、夜になって彼女から社内メールが。
「今日社内の人と飲みに行きますが、まぼさんもいきませんか」と。
仕事はわんこそばのようにやってくるので、断るべきでしたが、速攻「いくいく!」と返事。
でもその後、小心者なのでなぜか行ったら悪いような気がしてきて
「やっぱりやめます…」っていったんですが、「ほかの人も誘うからいこうよ。」って。
ほかの人もいるならいいか、ということでノコノコついていきました。

すでに二人先に飲んでいて、そこに田中さんと私が加わりました。
私はその二人と飲むのははじめてだったので、人見知りをしていたんですが、
田中さんと私が話してる様子をみて「二人はとても相性がいいですね」って言われました。

「まぼさんと最近仲良くさせてもらってます」
「いえ、こちらこそ。お互いに少しずつ扉を開いていっています」なんてテレテレしていたら
会社の人が、なぜか「田中さんのことお嫁にもらいたいぐらいでしょうねえ」っていうから
突然のことで動揺して(なにか流れがあったような気もしますが酔っていて覚えてません)
「でも田中さんはあまり料理をしないみたいですよ」って余計なこと言ってしまいました。
そしたら煮物は得意だって力説してました田中さん。かわいい。

「二人の出会いはいつなんですか?」ってきかれて
なぜか田中さんと二人で照れてしまいました。
出会いって。
確かに私たちは出会ってしまいましたけども!

田中さん病み上がりなのにお酒を飲んでいたので、途中注意をしていたら
「でも倒れてもまぼさんがどうにかしてくれるはずなので大丈夫です」とかいうから
だったらもっと飲ませようと思ってしまいましたが、大人なのできちんと彼女の飲み物管理をしてました。
「ちゃんと私が田中さんを家まで送っていきますよ」
「いえ、まぼさんちにつれてってください」
「うちには余分なベッドはありません」
「まぼさんは床で寝てください」
ひどい。そしてかわいい。

そのあとさらに二人合流して、とても楽しい時間を過ごして、解散となったわけなんですが、
駅までの道で、田中さんと二人で歩いていたら
「私はこのまま電車に乗ったら危険なので、マクドナルドかなにかで酔いをさましてから帰ります」と田中さんが。
そんなの、置いてくわけにいかないじゃないですか。
「じゃあ私も付き合いますよ」と。

ほかの人が先に横断歩道を渡ってしまったので、身振り手振りで私たちはここに残ります!と伝えて、
二人で夜の街に消えることにしました。

しかし、マクドナルドはすでに閉まっていたので、違うところに行くことにしました。
こういうときいつも田中さんが店を決めてくれるのですが、
いかんせん今日の田中さんは弱っています。私が!リードしなくては!

赤信号なのに田中さんが若干横断歩道をはみ出していたので、はじめて腕をつかんでしまいました。
彼女のほうからは最近スキンシップが増えてきているのですが、
私から触れたのは初です!初触れですよ!
やわらかかった…たぶん…コート越しだったからよくわからないけど…
そういうこと考えてるなんて知られたら死んじゃう。

少し酔って、しかも弱そうな田中さんは本当にかわいくて、抱きしめたくなりましたけど、
大人なのでもちろんおさえました。
ごめんなさいって言ってるけども明らかに私に甘えてる感じが、かわいくてたまりません。

12時近かったので、結局居酒屋しかなくて、安い居酒屋に入ったんですけど、
なんかお腹すいたから私はお茶漬け頼もうとしたら、田中さんも食べるって。
甘いものも食べたいって言ってるし。
酔ってたんじゃないのか!食欲は別なのか!
きゅうりも頼んでるし!

彼氏とはやっぱり危ないみたいです。
こういうときなんて言ったらいいのかわからないから私は何も言いませんでした。
あんまり話したくなさそうでしたし。

田中さんはよく私を褒めてくれるのですが、
私は褒められるのが苦手なので気持ち悪い薄ら笑いを浮かべていたら
褒められるの苦手でしょ、って言われて、さらに気持ち悪い薄ら笑いを浮かべてしまいました。

日記とか書いてる?ってきかれて
「まあ、書いてるっちゃあ書いてますが…(このくそくだらないブログのことです)
見られたら死んじゃいます(本当にこれ見られたら死ねる)」

終電近くなって、どうする?オールする?って言われましたが、
しつこいようですが、彼女は病み上がりで、そして私は大人なので、帰ることにしました。
楽しかったねって田中さんがまた言うので、また抱きしめたくなりましたが我慢しました。

その居酒屋は靴を脱いであがるタイプのところだったので、
帰りに靴をはかないといけなかったのですが、私は履くのに手間がかかる靴をはいてまして。
待たせちゃいけない!と思ってすばやく靴を履こうとしたのですが、
横を見たら彼女がめちゃくちゃニコニコしながら、私を覗き込んでるのです。
もう、かわいいし、恥ずかしいし、あせるしで
あわてて靴を履こうとしたんですけど、彼女がめちゃくちゃ見てるんです。
うまく紐が結べなくて、あせって。
で、また横みたら、田中さんくそかわいい顔して笑いながら覗き込んでるんです。
見ないでくださいよ!って言ったけど、たぶん私赤面してた。
かっこ悪すぎて死にたくなりますよね。

あれが家だったら押し倒してましたよ。
た、たぶんね。
大人だから。

「おうちついたらちゃんとメールするね」って言って彼女は私とは反対の電車に乗っていきました。
ニコニコしながら、手振ってた。

私、完全に恋に落ちてしまいました。
さあ、どうする。

at 04:32, まぼ, 女性

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